2019年07月29日

納豆出し→純天然だし醤油

納豆の村田さんを訪れた際に、頂いてきた納豆出し。
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あまりにも美味しいので、即電話。
「美味しかったです!最高の素材使ってますね。うちでも販売させてもらえないでしょうか」
「ありがとうございます!そう言ってもらえると自信にまります」

ただ、問題が一つ。
納豆屋さんがダシ屋さんにお願いして作ってもらっているので、商品名は納豆出しですが、基本的には何でも使えるだし醤油。
このままのラベルだと、納豆専用になってしまいます。
じゃあ、作っちゃおうか。
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いつものように絹子の手書き。
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それをスキャンしてパソコンに取り込みレイアウト。
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「字体はどれにしようか」「色は?」「イラストいる?」「ラインは入れたほうがいいか」「シンプルな方がいいかも」
悩みながら何度も修正。
レイアウトしては印刷の繰り返しです。
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こうして出来上がった「純天然だし醤油」
正しい醤油や味醂、厳選した昆布や鰹節。
本物、かつ最高の味わいです。



posted by フレスコ at 19:29| おすすめ商品・新商品

2019年07月27日

大内さんの小松菜、勝山さんのきゅうり、榎本さんのメロン

柴本さんの弟子、大内さんの小松菜が届きました。
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「けっこう虫食いがあるから次のにします?」と言っていましたが、この程度なら全然OK。
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うん、現地で食べたのと同じ、かなり味わいしっかりです。
葉の部分は小松菜の風味がちゃんとあるし、茎の部分はみずみずしくもあり、シャキシャキ感もあります。
年間を通して、かなりの方から入荷してくる小松菜ですが、これは大内さんならではの味だと言ってもいいです。

次も先日お邪魔した農家さんから。
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柴本さんの弟子、勝山さんのきゅうり。
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風味、味わい、食感、文句なしです。
さすが、柴本さん直伝だけあります。
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そのままでも美味しいし、塩だけでも十分ですが、加藤さんの籾発芽玄米味噌を付けて食べてみました。
これが合うんだな〜また。
夏ですね〜。

最後は北海道から。
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榎本さんのキングメロンが届きました。
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大内さんの小松菜も、勝山さんのきゅうりもそうですが、こちらも完全無農薬栽培。
これって、めちゃくちゃ貴重だし、ものすごい情熱がないとできないことです。
榎本さんは九州長崎から、北海道に移住してまでこれを作りたかった人。
数年前に現地を訪れた際「食べ物で人を感動させたかったんです」と話してくれました。
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これ、まさに感動のメロンです。

今日、届いたばかりなので、すぐには食べられませんので昨年の写真をどうぞ。
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ああ、思い出すだけでよだれが…。
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榎本さんが「ただ甘いだけでは美味しいとは言えません。香りと舌触りがこのメロンにはあります」と言うように、ただ甘いメロンではありません。
いや、本当に感動ですよ、これ。

今日、3人の商品を紹介しましたが、皆さん若いんです。
僕より一回り…、いえ、もっと若いんです。
しかも、2代目とかじゃなく、自らその道を選んだ人たち。
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がんばって、時には結果を出して、時には失敗して、悩んで苦労して、またがんばって。
そんな若い生産者さんを応援してあげて下さい。

posted by フレスコ at 21:15| おすすめ商品・新商品

2019年07月26日

初収穫のピーマンで冷やし中華

フレスコなんちゃってファームの野菜たち。
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いんげんはピークが過ぎましたが、茄子は今がピークのようです。
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全然大きくならず、一時はダメなのかな?と思っていたピーマンが、ここにきて急に大きくなってきました。
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本日初収穫。
なかなかいいピーマンです。
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今日のお昼は冷やし中華。
もちろん、材料は全てフレスコのものです。
せっかくなので、ピーマンもトッピングしてみました。
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ピーマン、かなりいいです。
香りも十分だし、ほのかに甘みを感じる。
かなり美味しいピーマンでした。
これから少しずつ収穫できるかな?

朝は石井さんに行ってきました。
「今朝作ったから食べて」と頂いてきたのがこれ。
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手作りぼた餅。
全部石井さんの手作り、もち米も石井さんの米です。
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これ、売りたい位です。
美味しい!
お米も美味しいし、あんこも風味があり甘さ控えめ。
冷やし中華でかなりお腹が膨れていましたが、これならまだ食べられちゃいます。
一緒に昼を食べた絹子も「いや〜、これ美味しい♪」と次々とおかわりして食べていました。

入荷情報
大内さんの小松菜、入荷しました。お勧めです。詳しくは改めて。
長野の村田納豆さんにに行った時に頂いてきた納豆出し、27日(土)数量限定ですが入荷します。


posted by フレスコ at 14:30| オーナーの話

2019年07月24日

スーパーのうなぎを美味しく食べる方法

日本人ですねえ。
やっぱりこの時期に食べたくなるうなぎ。
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店でも国産のうなぎを予約販売していますが、やっぱり高いですね。
そこで買ってきましたスーパーで。
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当然見ます、裏の食品表示。
すごいですね〜。
ヤバそうですね〜。
これ見るだけで食欲失せます。
この際、このうなぎさんがどこで何を食べて育ったかは置いといて…。
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このうなぎさんにまつわりついているベトベトしたタレ。
どう見てもヤバそうでしょ、これ。
ヤバそうだし、まず美味しくない。
これではうなぎさんもかわいそう。
どうせなら美味しく食べてあげたい。
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タレを作ります。
超簡単です。
醤油1、みりん1、てんさい糖0.5位の割合で煮詰めるだけ。
もちろんフレスコの正しい調味料を使っています。
ここで変な調味料を使っては意味がありませんので。
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煮詰める時に、うなぎの切れ端を入れてみました。
うなぎ屋さんで、創業から継ぎ足して使ってるタレってあるじゃないですか。
一応、その雰囲気を味わってみようかなと。
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ベトベトしたヤバそうなタレは洗い流します。
うなぎさんも喜んでいらっしゃることでしょう。
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すっぴんになったうなぎさんを蒸します。
蒸すことでフワフワ食感に。
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そしてあのタレをかけます。
そのままでもいいと思います。
でも今回は。
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トースターでさらに焼きます。
焼くことにより、香ばしさをプラス。
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これを忘れちゃいけません。
向井さんの山椒。
添付の山椒なんて、緑色のただの粉です。
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さらにタレを少しかけ回し、可能な限り美味しさと安全にこだわったうな丼の完成です!
最初のと比べると、見た目もナチュラル感溢れています。
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タレ完璧!
山椒も最高!
うなぎさんの食感も良好です。
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タレを作る時にうなぎの切れ端を入れた事により、うなぎの旨みがタレにプラスされ、ご飯も美味しい!
もちろん、うなぎ屋さんのようにはいきませんが、これいいアイデアでした。

梅雨明けも間近?
夏バテしないように、今からスタミナ付けておきたいところです。

入荷情報
週末、柴本さんの弟子、勝山さんのきゅうり、大内さんの小松菜入荷します。
柴本さんの玉ねぎは大好評のため、すでに品薄になっていますが、現地にはまだたくさんあり、追加注文しています。
遠慮なさらずに、どんどん食べて下さい。

27日(土)榎本さんのキングメロン入荷します。
が、初回入荷分のほとんどは予約分になりそうで、売り場には数個?
来週も注文しますので、ご希望の方は早めにスタッフまでお声掛け下さい。

posted by フレスコ at 20:15| 作ってみました

2019年07月23日

長野に行ってきました(柴本さん編)

柴本さんの墓参りに行ってきました。
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場所は柴本さんの作業場のすぐ上で、前回来た時に従業員だったミワちゃんが「すぐそこ、見えるところみたいです」と言っていたので、行って探せば分かると思っていました。

えーっと、鈴木さんに山田さん、あった柴本さんのお墓。
あれ?お隣さんも柴本さん?
もしかして…。
一通り見て回ると、柴本家の墓が4つも。
それぞれ眺めながら、これかな?なんか違う気がする、こっちのような…。
「ちょっと失礼しま〜す」と言いながら、墓石の横とか裏の名前も確認するけど見つからず。

「うーん、出直すか…」
諦めて墓地の入り口にある大きな供養の石に線香を供えて帰ることにしました。
そこからすぐ下に柴本さんの実家があり、その前を通り過ぎる時、一人のおばさんがその家に入っていきました。
すぐに声をかけ「柴本さんのご実家ですよね。ご家族の方ですか?」
「姉です」
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事情を説明すると「この辺は柴本が多いんです。まあ、埼玉からわざわざ。案内します」と連れて行ってくれました。
県外にお住まいのようですが、連休でこちらに来ていたのでしょうか。
「この度は急なことで…」
「ええ、仕事のことは全く分からなくて。若い方たちが皆さん色々やってくれたので助かりました」
(弟子たちのことだな。みんな奔走してくれたと聞いてるし)
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「ここです。まだ石も用意できていなくて。あれ?誰かお花お供えしてくれたんですね。では私はこれで」
さっきこの前は何度も通りましたが、目に入りませんでした。
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なんか柴本さんらしいな。
戒名は、農山勤功信士か。
農に山に功か、いいじゃないですか、柴本さん。
できれば有機の有も入れてほしかったですかね。
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遠くに柴本さんが大好きだった北信五岳の一部が見えます。
なかなかいい場所じゃないですか。ここでちょっとゆっくりしてくださいよ、柴本さん。

その後、何度か連れて行ってくれた畑を訪れました。
実はここ、町から少し離れていて、しかも誰かに聞いても説明できないような場所で見つけるのがすごく苦労しました。
前にここで撮った写真と地図と地形を見比べて場所を割り出し、探し出しました。
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そう、ここ!
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初めて来た時は、大きく育ったほうれん草があったっけ。
すごい雑草に覆われていたけど、味は良かったなあ。
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春には桜が咲いて、気持ちよかったなあ。
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スタッフ絹子が訪れた時は、いんげんだったようです。
柴本さんのいんげんは最高に美味かった。
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「ここ、眺めがいいでしょ。気に入ってるんだよね」と初めて来た時に話していたのを思い出しながら、しばらく畑を歩きました。
すると、ん?何だこれ。
このふわふわ感。
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土が柔らかい…。
ものすごく柔らかい。
まるで真綿の上を歩いているような…。
立っただけで靴が数センチ埋まっていく。
それは決してぬかるんでいるんじゃなくて、フワッと沈んでいくような。

「すげー!なんだこの土」
思わず声に出して言いました。
「すごいなあ。これは美味い野菜ができるはずだよ」
感心と言うより、むしろ感動でした。
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勝山さんも大内さんもミワちゃんも「あそこの畑の土は最高ですよ。何年も有機でやっていますから」「本当にもったいないです。あそこの土はすごくいいです」「あの畑は美味しい野菜ができます」と言っていました。
カエルや虫があちこちで飛び跳ねていました。
「この土、作ったんですね。柴本さん。すごいですよ」と話しながら、あまりの心地よさにしばらく畑を歩き回りました。

ホント、すごいですよ。
どんな努力も惜しまず、あれだけ美味い野菜を作って、いつだって前向きの発想で、誰も思いつかないような大きな夢を持ち、人の幸せをいつも願っていて、そして、いつでもどこでも周りの人を笑顔にして…。

みんな言ってるけど、こんな人いないって。
だからこそ、たくさんの人に愛され、慕われ…。
僕だってその中の一人で。

豊かさ…。
豊かに生きるための意味を、関わる人全てに伝えていたような、そして確かに伝わっていたような気がします。
本人は、そんなカッコいいことをしているつもりはなかったと思いますけどね。


柴本さんに出会えて良かったです。

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今日、ここに来られて良かったです。

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またいつか会いましょう。



フレスコは有機や無農薬の野菜を売っています。
でも、本当に売りたいのは生産者の想いです。
がんばっている生産者です。
人に喜んでもらいたい、人を幸せにしたいと努力をしている生産者です。
だから、有機であろうと無農薬であろうと、中途半端な野菜は売りません。
食品も同じです。
これがフレスコのこだわりです。


二日間、たくさんの生産者さんと出会い再会し、この人たちと一緒に仕事ができて本当に幸せだと改めて感じました。
だからこそ、僕らが伝えていきたいと思うのです。
一番大切なものを。


終わり


posted by フレスコ at 20:37| オーナーの話

2019年07月22日

長野に行ってきました(大内さん編)

細く急勾配の山道をグングン上り、標高1000mの畑で待ち合わせ。
「星野さんですか?」
「大内さん?」
「どうも、はじめまして」
「すごいところだね。ここに住んでるの?」
「はい。うちを入れて4軒だけです」
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何年も前に柴本さんに紹介してもらい、その後は電話で話していましたが、会うのは初めての大内さん。
柴本さんの元で修行した弟子で、毎年秋の大根を出荷してもらっています。
枝豆や人参も出してもらったこともありました。
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「柴本さんは残念だったね」
「あの人はすごいですよ。ホントにすごい。あんな人、どこ探してもいませんよ。柴本さんの全てが僕にとって勉強でした」
「いい師匠に出会えたね」
「僕が柴本さんと同じものを作れるかは分かりませんが、柴本さんの精神を僕らが伝えていきたいと思っています」
勝山さん同様、彼もまた柴本DNAをしっかりと受け継いだ一人です。
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「あの人はがんばり過ぎたんですよ。休みなく働いて。冬に柴本さんのところに行ったんです。夜9時か10時位だったかな。そしたら一人でカブを洗っていて。12月ですよ。それなのに辛そうな顔ひとつしないで「おっ、お前来たか!」って喜んでくれて。あの笑顔でですよ」
「そんな人だよね」
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「借金もかなりあったし、本人は貧乏で、でも従業員にはちゃんと給料払っていたし」
「がんばってる人が貧乏なのはおかしいって、だから俺が変えるんだって言ってたね。本当は従業員にボーナスも出してやりたいって言ったなあ」
「死んじゃってからも勉強でした。あんなに働いたらダメなんだって教えてもらいましたよ」
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「僕の野菜も食べてみてください。小松菜、どうですか?」
「うん、いいね。特徴がある。うちの農家さんにはない味かも。一歩間違えれば苦味だけど、その手前。味、濃いよ」
「小松菜なんて、誰が作っても味は一緒って思ってましたが、違うんですね」
「全然違うよ。それぞれに特徴がある。美味しくない小松菜もあるしね」
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「キャベツはどうですか?まだ小さいですけど。どうぞ」
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「このままかじっていいの?」
「はい」
キャベツの丸かじりって初めてだな。
バリバリ。
って、全然中まで食べられないんだけど…。
「うん、悪くないけどもう少し甘みが欲しいかな」
「そうですね」

「有機だろうと無農薬だろうと、美味しくないとダメ。美味しいものを売ることで、有機野菜を広めるきっかけにしないと。この業界はただ安全だとかで、不味い野菜とか食品とかを平気で売るし、底辺を広げる努力を全然してないんだよ。わずかな客の取り合いをしているだけで」
「分かります。柴本さんも「味が良くないとダメだ」っていつも言ってました。そのためにすごい努力をしてましたからね」
「見た目は悪かったけど、味は最高だったよな」
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「これ、えんめい草です。頼まれて作ってるんですが。かじってみます?苦いですよ」
「えんめい草ってえんめい茶の?」
「はい。知ってます?黒姫和漢薬って会社に頼まれて」
「知ってるも何も、今日行ってきたばかりだよ。社長もいいし、素晴らしい会社だよ」
「そうなんですか!2週間前に従業員の方が畑を見に来ました。若い男の人と」
「ガタイのいいやつでしょ。それ息子。森君だよ」
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「すごい!つながってますねえ」
「いいもの、本物はつながるんだよ。これも柴本さんのおかげだよな」
「やっぱり柴本さん、すげーなー」

「そう言えば、昨日勝山さんにも会ってきたよ。きゅうり、美味かった」
「勝山のきゅうりは、柴本さん直伝ですよ。ずっと一緒にきゅうりやってたから、ほぼ柴本さんと同じじゃないですかね」
「みんな、がんばってるな。もっと有機野菜が広がるように努力しないとだね」
「お互い、がんばりましょう」

次回、最終回は柴本さん編です。

続く


posted by フレスコ at 20:27| オーナーの話

2019年07月21日

長野に行ってきました(村田納豆さん編)

「こんにちは、はじめまして!」
「先ほど電話いただきまして」
「急に来ちゃってすいません」
「いえ、本来ならこちらからお伺いするべきところを」
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非常に丁寧な村田納豆の村田社長。
お付き合いのきっかけは、黒姫和漢薬の森君に「村田さんの納豆はとびきり美味しいです」と紹介してもらったことでした。
「黒姫の森君の紹介だったら間違いないと思って」
「ありがとうございます。本当にいい出会いに感謝です」
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「納豆、すごく美味いですね。特に豆自体が本当に美味しい」
「ありがとうございます。黒豆納豆だけは北海道産で光黒を使ってますが、あとは地元の大豆にこだわっています」
「光黒と言えば、何年も前に光黒を使った黒豆羊羹やってまして、美味しかったなあ。残念ながら職人さんがお年で、辞めてしまったんですが。最後はあるだけ全部売らせて下さいって、山積みにしてやりましたよ。専用ポップ作ったり、イラスト書いたりして」
「それは職人さんは嬉しいでしょうね。生産者冥利に尽きますね」
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「ひきわり納豆は普通は割った大豆を仕入れますが、うちは自分のところで挽いています」
「さすがですね。美味しいもんなあこれ」
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「小さな納豆屋なので、大手の流通に乗せられないし、乗せるつもりもないんです。お客様と会話ができる関係こそ大事だと思っています」
「そうなんですよ。うちもそこを大事にしています。生産者を伝えるのが僕らの仕事だと思っています。お客さんの声も伝えるし、美味しいものは美味しいと、逆に美味しくなければ美味しくないと伝えます。あとはそれに応じてくれるかどうかです」
「森君から、こんなに生産者を大切にしているお店さんはないですと聞いていたので、お付き合いできて嬉しいです」
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「納豆のタレも売っているんですね」
「タレがない納豆もあるので、お願いして作ってもらってます。この方、昆布にものすごくこだわっていて、昆布供養と言って、お地蔵さんを背負って毎年産地に行っているそうです」
「すごいですね。美味しいんだろうなあ、これ」
「どうぞ1本持っていって下さい」
「なんかすいません。ありがとうございます」
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「今度お店にも伺わせてください」
「嬉しいなあ。ところでお酒はお好きですか?」
「はい、好きですねえ」
「それじゃあ、夜来て下さい」
「夜ですか?」
「店飲みです。スタッフがつまみ作りますから、飲みましょう。森君も一度来てくれてるし、色んな生産者の方が来てくれます。秋田の農家さんは昨年3回も飲みにきましたよ」
「いいですねえ。是非伺います。今後ともよろしくお願いします」

帰宅後、頂いてきた納豆だしの味見をしてみました。
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原材料、素晴らしい!
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まず舐めてみましたが、これ、めちゃくちゃ美味い!
ダシの旨みと風味、最高です。
相当素材にこだわってるな、これ。
では納豆で。
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村田さんの納豆の美味しさを殺さず、かつ、ダシの味わいも楽しめる。
アミノ酸等を使った世間のそれって、ただ人工的に味を付けてるだけですから、比べるのも申し訳ない。
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納豆だけじゃなくても使えるはず。
生玉子ご飯に。
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思ったとおり、最高!
いや〜、実に美味い。
米は加藤さんのあきたこまちだし、玉子は放し飼い有精卵。
これって最高の生玉子ご飯じゃないですか。

いい出会いに感謝。
そして、また一つ楽しみが増えました。

続く
posted by フレスコ at 20:31| オーナーの話

柴本さん最後の玉ねぎ

先日、長野の勝山さんを訪れた際「柴本さんの玉ねぎ預かっています」と言われ、即送ってもらった玉ねぎ。
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今年も作っていたんですね。
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これ、昨年の今頃の写真ですが、玉ねぎをチェックしながら「今年はまずまずかな。もう少し固くしたかったんだけど。来年はもっといいの作るから買ってよ」と言っていました。
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今年の出来はどうでしょうか。
勝山さんの話だと「今年は豊作で、出来がよかったみたいです」と言っていましたが。
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こちらは、斉藤さんの玉ねぎ。
斉藤さんの方は不作で、収穫量がほとんどないに等しい感じです。
昨年はものすごく沢山できたんだけど。
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さて、食べ比べです。
右から長野の柴本さん、真ん中が埼玉の斉藤さん、左がここのところ品揃えをしていた長崎の松尾さん。
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シンプルに厚切りにして焼いてみましょう。
本日出勤のスタッフ絹子と試食してみます。
なお、味付けは全くしていません。
では、絹子先生、どうぞ。
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「まず柴本さんね。甘〜い!何この甘さ。旨みもちゃんとあるし、優しさを感じる味わい。美味し〜い♪さすが柴本さんね」
「次、斉藤さん。うーん、ワイルド!甘さは柴本さんより弱いけど、ちゃんと旨みもあるし、斉藤さんらしい力強さを感じるわ。これも美味しい!」
「最後に松尾さん。知らない人だけど。うん、松尾さんもやるわね。甘さもあるし、みずみずしい。これも十分美味しいよ」
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三者三様。
食べ比べって面白いです。
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って言うか、特徴が分からないとポップも書けないんです。
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それにしても、柴本さんの玉ねぎの美味しさ、ちょっとびっくりでした。
昨年はそこまで印象的ではなかったので、今年はより美味しく作ったんでしょう。
もし柴本さんに「今年の玉ねぎ、すごい美味かったですよ」と電話したら「でしょ、俺のだから美味いよ」と言っていただろうなあ。
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こちらの玉ねぎ、シバキンプロジェクトの野菜じゃなくて、正真正銘柴本さんが栽培した玉ねぎです。
柴本さんのシールを貼って、また商品として販売できると思っていなかったので、とても嬉しいです。
すごく美味しいので、お客様にもどんどん食べてほしいです。
まだ在庫はあるようなので、秋以降の北海道相内さんにうまくつながればと思っています。



posted by フレスコ at 17:42| おすすめ商品・新商品

2019年07月20日

長野に行ってきました(エムプランさん編)

続いては、きのこのエムプランさん訪問。
「こんにちは。毎度すいません急に」
「今日もバイクですか」
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もう何度も来ているせいか、ウエルカム感は薄いです。

思えば、エムプランさんとの付き合いも長くなりました。
きっかけは「いいきのこ屋さんないですか?」と柴本さんに聞いて、紹介してもらったことでした。
そしてずっと担当してくれていたのが右の営業吉田さん。
左は現社長。

「吉田さん、調子どうですか?」
「うーん…。まだねえ」
心筋梗塞で倒れて、長期の集中治療室暮らし。
一般病院に移って、やっと退院して、一応仕事にも復帰して。
「倒れたって聞いたけど、そんなに深刻じゃないのかなって思ったけど、やばかったじゃないですか」
「そうねえ。まだ食欲なくて」
「まあ、とりあえずよかったですよ。社長も、なんか疲れてない?」
「なんか最近調子悪くて…」
「過労とストレスじゃないですか?」
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左は今年入社したという中条さん。
とても感じの良い方でした。
「仕事も覚えないうちに吉田さんが倒れちゃって、営業まですると思っていなかったですよ」
吉田さん、エムプランの要ですからね。

そこに見覚えのあるような人…。
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「もしかして、椎茸の工場長の人ですよね。もう7,8年前に一度お会いして」
「あれから体調崩して辞めてしまったんです」
今日はたまたま会社に顔を出していたそうです。
「懐かしいなあ。あの時、工場を案内してくれて」
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右、最初に体調を悪くした元工場長さん。
真ん中、先日体調を悪くした営業吉田さん。
左、これから体調を悪くしそうな若社長。
「頼みますよ。皆さん、体に気をつけてくださいよ」
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そんな会話にも耳を貸さず、黙々とブルーベリーの選別作業をする社長の奥さん。
赤ちゃん背負ってがんばってますね。
エムプラン会長の息子、小林君のブルーベリーはここで選別、出荷されています。
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「こんな感じで作業しているんですね」
「好きなだけ食べていってください」と奥さん。
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「いただきます。うん、美味しい。大粒ですね」
「よかったら持っていって下さい」
とお土産にいただいてきた大量のブルーベリー。

大量にいただいたので、店に戻ってから半分は食べ、半分はジャムにしてみました。
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てんさい糖を加えてグツグツ。
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いい感じです。
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空いていた瓶に入れて完成。
この空き瓶、実はエムプランさんが販売しているブルーベリージャムが入っていたもの。
前回行った時にお土産で戴いたジャムの空き瓶です。
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これ、すっごい美味い!
ブルーベリーの味わいが濃厚だし、甘酸っぱさが丁度いい。
この瓶に入っていたオリジナルのジャムは、寒天?で固めてあるようなプルプルした感じで、ちょっとイマイチなんですよねえ。
このジャムだったら絶対に売れるだろうなあ。
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パンにたっぷり乗せて、これ最高です!
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ついでに東毛さんのバターのみ。
バターが美味い!
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バター&ブルーベリージャム。
これもありかも!

さて、長野の旅はまだまだ続きます。

続く

posted by フレスコ at 18:26| オーナーの話

斉藤さんのシバキンいんげんが豊作

今日の斉藤さんの畑。
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とうもろこしがいい感じです。
来週あたり収穫?
が、これからなんですよね、虫が入るのは。
「食べる直前に農薬を使うから残留するんだ」と斉藤さん。
だから、完全無農薬のとうもろこしは貴重なんです。
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南瓜、乾燥中。
「こんな天気だから、乾きゃしないよ」
来週あたり仕入れられると思います。
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シバキン野菜はピーマンが少し大きくなっていました。
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茄子は数本が病気です。
「それは無理だろうな。自分でやると分かるだろ。農薬を使わないのがどういうことか」
勉強です。
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いんげんは、生い茂っています。
フレスコのなんちゃってファームとは、かなり雰囲気が違います。
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茎の巻き具合が、なんとも野性的。
太さも違うなあ。
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葉っぱをかき分けながらいんげんを探します。
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ここ一週間でかなり大きくなりました。
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シバキン野菜、今日の収穫。
いんげん、豊作です。
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今日の斉藤さんの野菜。
茄子、ピーマン、きゅうり、ミニトマト、ツルムラサキ、大葉、玉ねぎ。
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「作る人によって野菜の味が違うって面白いですね」
「土地、土目によっても違うし、化学肥料を使わない農家だと工夫するからな。味も変わってくるよな」
「とうもろこしも楽しみにしています」

来週は南瓜ととうもろこしかな?



posted by フレスコ at 13:31| おすすめ商品・新商品

2019年07月19日

長野に行ってきました(黒姫和漢薬さん編)

少し離れているけど、黒姫さんにも挨拶しておきたいな。
「今日いる?」と息子の森君に電話。
「すいません。今日千葉に出張なんです。えっ?もしかして長野ですか?」
「そうなんだよ。社長は?」
「はい、います」
「じゃあ、顔出そうかな。連絡しておいて」
黒姫和漢薬さんに着くと「こんにちは!お待ちしてました!」と元気な声。
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まず驚いたのは、事務所にいた方、工場にいた方、従業員の皆さんが明るく元気に挨拶してくれたこと。
なんてウエルカム感溢れる会社なんでしょうか。
素晴らしい会社です。

そして社長。
「星野さん、どうも!待ってましたよ」
「久しぶりです。急に来ちゃってすいません」
「まずバイク見せてくださいよ。いいですよね〜、バイク」
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「エンジンはV型ですか。いいですね〜。私はカワサキにずっと乗ってましてね」
昔は相当乗り回していたようで、バイクが大好きな社長さんです。

「工場、見ていってください。私が案内します」
「急なのにすいません」
「これ着て下さい」
「こんな感じでいいですか?」
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帰ってからスタッフ絹子に爆笑された一枚。
「なんて似合わないの!」
「しょうがないじゃん」
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焙煎や加工や袋詰等の一連の工程を説明していただき、徹底した品質管理に驚きましたが、一番印象的だったのがこの部屋。
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「ここは原料の保管庫なんですが、天井の明かりは月の光です。あと音や風も。この部屋がうちの要のようなものです」
「なんかこう…。この部屋、ちょっと感じが違うような?うまく言えないけど、心地いいって言うか…」
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「おっ!さすがですね。分からない人には分かりません。体が浄化されているんですね。体が軽くなった感じがするでしょ」
「はい。ずっとここに居たいような。すごいですね。こんな事までするんですね」
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「うちの主力商品のえんめい茶です」
「えんめい茶は、オープンの頃から宇野さんが「素晴らしい商品だから絶対置け」って言ってまして」
「宇野部長は元気ですか?昔、大変お世話になって」
「元気ですよ。毎月お話会で来てもらっています」
「よろしくお伝えください」
「伝えておきます」
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「製造工程でデジタル化する部分はもちろんありますが、私が一番大切にしているのは五感です。車やバイクでもそうじゃないですか。オートマの車なんて乗ってても楽しくもなんともない。ギアを変えてアクセル踏んで走るのが楽しいじゃないですか」
「ですよねぇ〜」
「バイクはもっとでしょ。風とか気温とか体で感じて。同じなんです。焙煎もただ温度を測るだけじゃなくて、最終的には五感です。匂いや色、それから音も。五感で感じるんです。エンジンの鼓動を感じるように」
「なるほど、バイクも五感で走りますからね。同じなんですね」
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「えんめい茶と杜仲茶のブレンド茶です」と従業員の女性が出してくれたお茶。
「美味しいですね〜」
心遣いを感じます。

「そう言えば、5月にここで森君とキャンプするはずだったんです。柴本さんも参加する予定で。社長にも会いたがっていましたよ」
「柴本さんとは、確か3月の私の講演会でお会いしているんですよね」
「なんでも、その時に飲ませてもらった霊芝茶が美味しくて、自分でも作りたいって言い出して。社長に作り方を教えてほしいとか言ってましたね」
「そうだったんですか。残念ですね」
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「今日はこれからどちらへ?」
「中野のきのこ屋さんへ行こうと思って」
「では、いい道を案内します。地図書きますよ。高速走っていてもつまんないでしょ。この道はワインディングを楽しめますよ」
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「地図っていいですねえ。このアナログ感。ナビは便利だけど、全然わくわく感もないし、全く面白くないですよ。これ、すっごい楽しみ」
「是非、楽しんでください」

「最後に私のバイク見ていってください。と言っても今は自転車ですが」
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「ほ〜、これはすごい」
「昨日は休みだったんで、一日中林道を走ってきましてね。泥だらけになりました」
「若いですね〜」
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「これが楽しみなんです」
今でもスキーはやるし、車はマニュアルだし、本当に若々しい社長さんです。
たくさん話しを聞きましたが、信念があり、全てが理にかなっている。
これは人も育つしいい商品ができるはずだ。
会えて良かったです。

「ではまた!」
「気をつけて!」
僕のバイクを見えなくなるまでずっと見送ってくれた社長さん。
ありがとうございました。

社長に教えてもらった快適なワインディングロード。
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ん?北信五岳道路?
北信五岳って、柴本さんが大好きだった山々の名称。
うーん、つながってるなあ。

さて、吉田さんの顔でも見に、エムプランさんに行ってみようか。

続く


posted by フレスコ at 18:09| オーナーの話

2019年07月18日

長野に行ってきました(丸山さん編)

「もしもし、丸山さん。今日いる?」
「こっち来てるの?いいよ」
すでにフレスコにも入荷している桃の畑を案内してくれました。
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「今年はこんな天気だからさ、桃が色づかなくて。でも中身は熟してきて落ちちゃうし。難しいね桃は」
「大変そうですね」
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「いや、人に聞いたら桃は簡単だって。そんな簡単にできるならって始めたら、難しくてさ。品種によって全然違うし、りんごと違って桃は日持ちしないでしょ。朝しか収穫できないし。でも難しい分楽しいよね」
「難しいほど楽しいって、他の農家さんも言いますよ」
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いつもの笑顔、丸山さん。

奥さんにもご挨拶。
「こんにちは〜。いつもお世話になっています」と奥さん。
「いやいや、こちらこそ」
「ちょっと、休憩しよう」
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お茶を飲みながら談笑。
「またみんなで飲みましょうよ。この辺、泊まるところあります?」
「駅前にホテルあったな。俺たちの新婚初夜に泊まったんだよね」
「ビジネスホテル?」
「牛乳風呂とかあってさ。ただ牛乳入れるだけなんだけど。その後シャワー出なくて大変だったんだよ」
「そうですか…。他を探そうかな」

「そう言えば、柴本さんの苗、枯れちゃったよ」
「あら、だめだったですか」
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「忙しくてエムプランに取りに行ったのが3日後だったんだよ。若(社長)に電話したら「置いてあります」って言うから取りに行ったら、一日中日が当たるシャッターの前に置きっぱなしでさ。水もやってないんだよ。あの頃暑かったでしょ」
「そりゃ枯れるでしょ」
「ほら、苗入ってる黒いポットと土の間に1センチ位も隙間が出来ちゃってさ。持って帰って水やって、少しは元気になったけど、結局ダメでさ。茄子の1本でも出来れば桃と一緒に送ってやりたかったんだけどね。柴本さんにも悪いことしたよな」
「残念です」
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「エムプランには行ったの?」
「いや、明日にでも行こうと思って。吉田さんの顔も見ておかないと」
「柴本さんのすぐ後だったし、びっくりだよな。一応仕事に復帰したみたいだし。九死に一生を得たんだからな。命は大事にしてほしいよな」

帰宅後ですが、丸山さんの桃を店で食べてみました。
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かなりジューシーですね。
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うん、美味い!
果汁たっぷりで甘みも十分だし、美味しい!
なお、今の品種はたまき。
次の品種、川中島白鳳はお盆過ぎになる予定です。

続く





posted by フレスコ at 19:09| オーナーの話

2019年07月17日

長野に行ってきました(勝山さん編)

週間天気予報を見ても一向に晴れる気配がない…。
あ〜ストレス…。
一か八か思い切って行っちゃうか。
で、一泊二日で長野にGO!
もちろん、バイクです。
二日間で7ヶ所の生産者さんを回ってきました。

まずは勝山さん。
柴本さんの弟子で、独立して7年。
実は、柴本さんの元で勉強中に、一度だけ会ったことがありました。
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「久しぶり!覚えていないと思うけど」
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(↑2013年に柴本さんの作業場で撮った写真)
「すいません。覚えていないけど、フレスコさんの荷物は柴本さんと一緒に作っていたのは覚えています」
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「柴本さんは残念だったね」
「はい。あんな人はいません。あんな人に僕は会ったことありません。本当にすごい人です」
「そうだよなあ…」
独立後も柴本さんを慕ってよく通っていたそうです。
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「でも、聞いてくださいよ。何年か前、柴本さんと営業に行ったんです。一緒に出荷しようって。そしたら柴本さん、一人だけ野菜出しちゃって。「ひどくないですか?」って言ったら「たくさん出来ちゃったからしょうがないじゃん」って言うんですよ。ひどいですよね」そんな笑い話も数知れず。

今年はきゅうりを中心に栽培しているそうです。
「柴本さんと同じ品種で、作り方もほぼ同じです」
「1本食べていい?」
「どうぞ。1本と言わずに何本でも」
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「1本でいいかな。うん、美味い!甘みあるね〜。香りもいい。これはいいよ。柴本さんのきゅうりに似てる」
「柴本さんにも「美味しい」って言ってもらえて。土も色々試行錯誤しながらやってます。ここは3年耕していなんですけど、すごく柔らかいんです」
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「うん、いい土だね。これなら自信を持って売れる。きゅうり出して」
「ありがとうございます!それと、柴本さんの玉ねぎ、僕が預かっているんですが、いりますか?」
「あったんだ!欲しい!美味いんだよねえ。玉ねぎも送って」
「値段は柴本さんと同じでいいですか?と言ってもいくらで出していたか分からないんですが」
「去年の伝票探してみるよ」
という訳で、勝山さんのきゅうりと、柴本さんの玉ねぎ、近日入荷です!

「それからさ、柴本さんのオクラといんげんもすごく美味しかったよね。同じようなの、来年作ってくれない?」
「はい、僕も好きなので、やってみます。品種がちょっと分からないですが」
「いいんだよ、何でもチャレンジでさ」
「柴本さんもとりあえず何でもやってみようって人でしたから、がんばってみます」
来年の楽しみが一つ増えました。
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柴本DNAを受け継いだ弟子の一人、勝山さん。
今後とも長い付き合い、お願いします。

さて、次は丸山さんに寄っていこうかな。
「もしもし、丸山さん、今日いる?」

続く
posted by フレスコ at 20:42| オーナーの話

2019年07月14日

いんげん3兄弟食べ比べ

今日はお話会で来てくれた宇野さんといんげんの食べ比べ。
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「こんなに大きくなったんだ。俺も植え替えしたからな。我が子のようだよ」と嬉しそうでした。
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食べ比べのいんげんは、右が石井さん、真ん中が斉藤さん、左がフレスコの畑で育ったシバキンプロジェクトのいんげんです。
元の苗は同じ柴本さんのですから、品種は同じ、育った環境が違ういんげんです。
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今日はフライパンで焼いて、塩だけで味付けしてみました。
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結果はびっくりするほど味が違いました。
やはりワイルド感のある斉藤さん。
特に香りが強い気がします。
石井さんのは食感がしっかり目で歯ごたえがあり、いんげんの旨みが強いです。
我がフレスコなんちゃってファームのいんげんは柔らかく、甘みで言えば一番強いです。
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「これ同じ苗だろ。兄弟だよな。何でこんなに違うんだ?どれも美味いけど、俺はなんちゃってファームのが好みだな」
どれもすごく美味しいです。
ですが、これだけ味が違うって、同じ埼玉でそれほど気候に違いはないですから、やっぱり土なんでしょうね。

食を楽しみ、最も安心を得る方法は生産者を知ること。
ただ有機だとか無農薬だとか、安心ですよとか安全ですよとか言っていても、面白くもなんともない。
フレスコはこの楽しさを一番皆様にご提供していきたいのです。
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今日のお昼ご飯は、麻婆豆腐丼。
作り方は割愛しますが、大量の生姜みじん切りに、昨年作った辛味噌、ラー油、一味、山椒もたっぷり。
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実は見た目より辛いです。
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「辛いけど美味っ!この辛さいいねえ〜」
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「美味しいけど辛い!後から来る!汗が吹き出してくるみたい」
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「絹さん、甘いなあ。麻婆豆腐はこれくらい辛くないと」
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体の火照りも冷めやらぬうちにお話会開始。
雨の中、ご来店いただいたお客様もありがとうございました。

とうもろこし情報
次回のとうもろこしの入荷は飯田さんから18日(木)を予定しています。
飯田さんのなので美味しいと思いますが、この天候なので欠品が心配です。



posted by フレスコ at 20:54| オーナーの話

2019年07月13日

西瓜とブルーベリーと桃たまき

今日の斉藤さんの畑。
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「すごい!久しぶりに来たら、みんな大きくなってる!」
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「この茄子大きい!」
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「ここ、ここ!」
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カエルがいっぱいでした。
餌の虫が豊富なんでしょうね。
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今日のシバキン野菜の収穫。
売るほどはないですね。

それにしても、日照不足が深刻です。
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「雨はもういいよな。これからどうなるか、分からないぞ」と心配する斉藤さん。
世間では野菜の価格も上がって来ているようですし、うちの場合は価格は変わりませんが、入荷が止まってしまうので…。

さて、夏の果物が少しずつ入荷してきました。
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千葉から小玉スイカ。
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作っているのは向後さん。
皮が薄くて、皮のぎりぎりまで甘い、職人のスイカです。
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長野からブルーベリー。
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作っているのは小林君。
きのこのエムプランの会長の息子。
前回会ったのは2年位前だっけ?
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同じく長野から桃。
品種はたまきです。
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作っているのは丸山さん。
そして愛犬ハチ。
りんごとか桃とか独り占めして食べる犬です。
長野に行ったら、行きたい場所や会いに行きたい人が沢山なんですが、天気がなあ…。


キングメロン予約開始しています。
榎本さんの無農薬栽培、感動のキングメロンです。
今月のフレスコ便りに専用チラシを挟んであります。
お渡しは7月下旬頃を予定しています。


posted by フレスコ at 19:21| おすすめ商品・新商品

2019年07月10日

石井さんVSカラス

「全部、食われちったよ」
「えっ?何がですか?」
「きゅうりも茄子もいんげんも、カラスに。枝豆までやられちったよ」
と話す石井さん。
ちょうど収穫しようとしていたそれらの野菜を、買物に行っている僅かな間に、カラスに食べられてしまったのです。
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無農薬で栽培しているうちの農家さんたちはよく獣にやられます。
カラスはもちろん、イノシシ、ハクビシン、モグラ、エゾシカ、アライグマ等々。
美味しいものは獣が一番知っています。
斉藤さん曰く「あいつら人間より賢いよな。人間は農薬が付いていても平気で食うからな」と。
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「いいのが収穫できそうだったのに。枝豆まで食いやがって」
石井さん、これ以上の被害を食い止めるためのネット張りに大忙しです。
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「カラスはぴょんぴょん飛び跳ねて下から食うから、こうして下にネットを張れば食わないだろ」
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シバキン茄子は工事現場のようになっていました。
まだまだこれからの石井さんの夏野菜。
無事に育っていただきたいです。

ついでに今日のお昼。
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なんちゃってファームで収穫した茄子といんげんの冷やしうどん。
茄子といんげんと豚肉を炒め、うどんに乗せ、鰹節をかけ、だし汁を注いだだけです。
トッピングに近日品揃えの北海道のトマトを試食がてら、今日入荷の石井さんのみょうがも。
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最初、みょうがも一緒に炒めましたが、やはり後乗せがいいようです。
さすが石井さんのみょうが、香り抜群です。
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それにしても、うちの野菜、なぜこんなに美味しいの?
ちょっとびっくりなんですけど。
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茄子もいんげんも、ものすごく味が濃い。
甘みもあるし旨みもあるし、それに風味がいいんですね。
本当に申し訳ないんですが、下手な農家さんより全然美味しかったりして…。
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野菜の旨みがつゆと麺に絡み、絶品の冷やしうどんでした。
なお、トマトにはめっぽううるさい絹子が「これは美味しいかも!」と太鼓判の今井さんのトマトは近日品揃え開始。
味もいいし、しかも有機です。

入荷情報
11日(木)向後さんの小玉スイカ入荷します。
毎年大好評のあのスイカです。

シバキンプロジェクト情報(秋田大潟村圃場)
秋田の加藤さんから電話があり「お預かりしている茄子が出来てきまして、立派な茄子が今日9本採れました。どうしましょう」
「9本だけ送ってもらっても送料かかっちゃうんで、食べてください。沢山採れたら一度送ってもらえれば」
「では、今夜いただいてみます」
加藤さんの畑で育った茄子だから、絶対美味いだろうなあ。
僕も早く食べてみたい…。


posted by フレスコ at 20:27| オーナーの話

2019年07月09日

タコスを作ってみたよ

梅雨らしい天気が続いています。
定休日の火曜日を絡めて、行きたいところが色々と(取引先とか)あるんですが、なかなか…。
「車で行けばいいじゃないですか」とうっちーは言うけど、つまんないですよねぇ〜、車じゃ。
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で、暇なので、若い頃に訪れたメキシコを思い出しタコスを作ることにしました。
以下、使う材料は全てフレスコのものです。
みじん切りにした野菜にレモンを搾って。
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一昨年作ったハバネロ酢。
これが辛くて酸っぱくて、そして旨いんです。
これ、宇野さんも絶賛しているんですが、去年は作れなかったので、残り少なくなってしまいました。
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塩で味を整え、こちらの準備完了。
いわゆるサルサソースってやつですね。
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生地、トルティーヤは市販のものを買ってこようかと思いましたが、買いに行くのも面倒なので、作ることにしました。
どうせ買いに行っても、まともなものは手に入らないだろうし。
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粉は試しに全粒粉を使ってみました。
本当はとうもろこし粉、もしくは普通の小麦粉を使い、現地ではどちらか選べる店もあった記憶があります。
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全粒粉らしい、香ばしい香りです。
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具を用意しましょう。
今日は鶏肉でいってみましょうか。
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ここはスパイシーな味付けで。
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皮に具と野菜を挟んで出来上がりです。
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具と野菜の味、完璧ですね。
すごく美味しい!
鶏肉も野菜も美味っ!
にんにくもハバネロ酢もいい仕事しています。
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強いて言えば、野菜の水分が出てしまって、やや汁っぽい?
多分、トマトの水分が多いんでしょう。
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皮の味自体は香ばしくて美味しいですが、厚さと焼き加減にムラがあり、しっとりしたのとパリッとしたのと色々でした。
パリッとしたのは、そのまま具を乗せて食べても美味しいですが、ムラがあるのは次回の課題です。
多分、タコスを作ったのは2回目だった気がしますが、まだまだですね。
もっと工夫して、飲み会の時にでも出せたらいいなあと思っています。



posted by フレスコ at 20:46| 作ってみました

2019年07月06日

今日は草取りでした

今日の斉藤さんの畑、シバキン野菜の場所。
何だこれ…。
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雑草に覆われています。
たった一週間で…。
「野菜は毎日面倒見てやらないと、すぐこれだ」と斉藤さん。
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せっせと草取りして、ようやく姿を見せるシバキン野菜たち。
梅の収穫が終わったので今日は僕一人でしたが、誰か連れてくればよかった…。
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それにしても、いんげんがすごいことになっています。
棒が短いため、こんがらがっています。
「長い棒とか立てなくていいんでしょうか」
「高さを必要とする時に立てればいいんだ」
「そうなんですか…」
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とは言え、これでは地這いいんげんになってしまいます。
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何本か棒を足しておきました。
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いんげん発見。
斉藤さんらしいワイルドないんげんです。
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今日の収穫。
茄子3本、いんげん1本。

その他、斉藤さんの野菜の入荷。
茄子、ピーマン、ミニトマト、えごまの葉、きゅうり、大葉、ツルムラサキ。
きゅうりとツルムラサキ以外は、豊富にあります。

店に戻って、早速いんげんの試食。
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斉藤さんのシバキンいんげん第一号です。
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うーん、美味しい。
斉藤さんらしさが出ていて、フレスコのいんげんとは美味しさの質が違います。
「何が違うんだろう…。うちのも美味しいけど、斉藤さんのは力強さがあるし、しかも太いよな」
「土が違うんですよ。栄養とかじゃないですか?」とうっちー。
「何か足した方がいいかなあ」
「また余計なことしない方がいいですよ。余計なことして枯れちゃうんだから」
「そうかねえ…」

ついでに今シーズン初のとうもろこしの試食。
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まずは千葉から佐瀬さんのとうもろこしです。
予想以上にボリューム感ありました。
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味もいいです。
甘さも十分だし、粒がしっかりしています。
しばらくはスポット的な入荷になりますが、いよいよとうもろこしのシーズン突入です。


posted by フレスコ at 16:43| オーナーの話

2019年07月05日

シバキンいんげんの金胡麻和え

毎日、野菜の成長を観察していると、面白いことに気づいたりします。
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きゅうりのツル、こいつがすごい奴なんです。
これ、捉まるところをところを探しているんです。
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結構離れていたり、全然方向が違っても、気づくと棒にしっかり巻き付いている。
こいつら、見えてるのか?と思うほどです。
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そして次の日には、捉まった根本がバネのように形状になっています。
これは風で揺れたときに伸び縮みできるように、遊びを作っているんだと思います。
ピンと張ったままだと切れてしまいますから。
賢いですねえ。
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いんげんもそう。
よく上手に絡まっていくなあと感心します。
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しかも、もう上に捉まるところがないと判断すると、下に下がってきて、別の棒を探しているんです。
なんて、勝手な想像ですが、植物も成長や進化や子孫を残すための工夫をしているんだなあと思ったりします。
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さて、今日収穫したいんげんで、胡麻和えを作ってみます。
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斉藤さんのおやじの金胡麻。
すっごいいい香り♪
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醤油とてんさい糖で味付け。
醤油も風味がいいです。
でも少量で十分なんですよ。
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あとは和えるだけです。
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これ、最高に美味しいです。
とにかく胡麻の風味が豊かだし、醤油の旨みも際立っているんですが、いんげんが負けていないんです。
しっかりと甘みと旨みがあるし、店で少し販売しておいて不安ですが、かなり美味しいいんげんだと思います。
素材が美味しいことが前提ですが、正しい調味料は味をつけるものではなく、素材を生かす名脇役なんだと実感しますね。


posted by フレスコ at 20:57| 作ってみました

2019年07月04日

タレが美味しい焼き肉

まず、漬けて2日目の梅干の様子。
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かなり水が上がっています。
カビも見られません。

梅干しの作り方のポイントを母親に聞きました。
梅や容器類は念入りに消毒する。
塩分が少ない場合はカビが出る可能性が高いので、梅酢が上がってもまめにチェックする。
もしカビが出たら取り除き、焼酎をかけておく。
天日干しをした後は、カビが出る可能性は少ない。
余分な水分が抜け、太陽の力で殺菌されるからだと思う。
以上、参考になれば。

先日の休みの日に梅干を漬けて、その後に焼き肉でも食べようかなと思いつき、せっかくなのでタレに凝ってみようかなと考えた訳で。
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斉藤さんの、おやじの金胡麻。
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国産で無農薬で香りがいい、最高の胡麻です。
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同じく斉藤さんの新にんにくと、坂田さんの生姜をすりおろし。
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大徳さんの醤油、味の母、国産りんごジュース、胡麻油、塩、てんさい糖、それぞれを味を見ながら適当に調合。
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豚肉は外部調達。
国産は優先しますが、この豚は何を食べて育ったんだろうかとか、健康な豚さんだったのだろうかとか、そこは言いっこなしで。
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いい感じだと思います。
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タレ、美味っ!
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春菊と一緒に食べると更に美味しい!
もちろん、レタス系でもいいですよ。
そうだ、確か冷蔵庫に…。
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昨年作った辛味噌。
一年位前だけど、食えるのかな?
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全然OKでした!
基本的には味噌とみりんと唐辛子を煮詰めただけなので、問題ないはずです。
確か味噌は加藤さんの発芽玄米味噌を使った記憶が。
それにしても、これすっごい美味いっす!
ご飯もいいけど、やっぱりビールですよねぇ〜。

入荷情報
石井さんの茄子、いんげん、大葉、入荷しました。


posted by フレスコ at 16:20| 作ってみました