2020年09月13日

高墨と春菊の話

今年は特に小森さんのぶどうが人気で、本当にありがたいです。
今日現在の品揃えはピオーネ、クイーンニーナ、黄玉。
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そして本日新たに入荷したのが高墨です。
見た目はピオーネに近いです。
並べるとほぼ分からないです。
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違うのはこちら種あり。
実はぶどうは種なしより種ありの方が美味しいんですね。
元々どれも味が濃く美味しい小森さんのぶどうなので、これ単品で食べると「これも美味しい♪」だと思います。
でも食べ比べると絶対種あり。
小森の治郎さんも「売れるのは種なしです。でも種ありの方が美味いっすよ」と言います。
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畑を訪れた時に食べ比べをさせてもらいましたが、明らかに種あり高墨の方が味が濃かったです。
種なんて、ちょっとぺっと出すだけじゃないですか。
それを面倒って言っちゃいけません。

逆に、種なしと言うと「薬使って種なしにしてるんでしょ」と嫌がる人がいますが、そうです。
いわゆるジベレリン処理というやつです。
でもそれだけで拒食するのはあまりにも勿体ない。
僕は化学者でも農家でもないので、普通がどうなのか知りませんが、米農家でもある小森さんの場合、お米を原料として使っているそうです。


お勧めもう一品。
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こちら、初めて扱う大内さんの春菊。
11年間で多くの人の春菊を扱ってきましたが、一番美味しかったのは文句なしのダントツで柴本さんでした。
あれは記憶に残る美味しさでしたね。
柴本さんの弟子、大内さんの春菊はどうでしょうか。
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僕が栗の収穫をして戻ってくると、先に味見をしていたうっちーが「すごく濃くて美味しいです。柴本さんのとは違うタイプです」と。
僕も食べてみると、これはかなり力強い味わいですね。
味濃く、春菊特有の香りや苦味もしっかりです。
これは完全に大内さんの味わいです。
生のサラダがお勧めですが、ある程度濃いタイプのドレッシングをかけても負けないと思います。
大内さんは黒姫さんのえんめい茶に使われているえんめい草も依頼され育てています。
大根などの根菜類も得意ですが、葉物類もこの力強さが評価されているのかもしれません。

同じ時期に柴本さんの元で修行していた勝山さんと大内さんで方向性が違う。
柴本さんの味に近づけようと工夫している勝山さんと、そこをベースに独自の美味しさを目指している大内さん。
そんな感じでしょうか。
生産者を知るってホント面白いです。


posted by フレスコ at 09:28| おすすめ商品・新商品