加藤さんの今年の大豆が入荷しました。
ただ、今年は超不作。
数がものすごく少ないです。
価格も若干上がっています。
なので、足りなかった昨年の後半同様、加藤さんの仲間の大豆を併売します。
品種も栽培方法も全く同じだそうです。
加藤さんが気にしていた外見も茹でてしまえば全く気にならないと思います。
さて、その加藤さんの大豆を使って村田さんが作った納豆。
何が嬉しいって、秋田の農家さんと長野の納豆屋さんが出会って、こうして製品になったこと。
加藤さんと村田さんの最初の出会いは、3年前の長野で行ったフレスコ友の会キャンプin戸隠。
それから昨年、村田さんと飲んだ時に、話の流れで盛り上がった加藤さんの大豆で納豆を作ろうプロジェクト。
数ヶ月を要しましたが「あの時の星野さんと加藤さんとの約束なので」と村田さんの言葉。
本当に嬉しいです。
さて、送ってもらった納豆の試食です。
無添加のタレと辛子が添付されています。
やはり結構大粒ですね。
粘りは十分。
まずはこのまま食べてみると、大豆を食ってる!感がすごくあります。
大粒なだけに存在感がすごいです。
決して甘みのある豆ではないですが、旨味はしっかりあるし、下手な納豆にありがちなエグミは全くありません。
次はあえてタレを使わず、大徳さんの醤油を少しだけ垂らして食べてみます。
美味しいですね、すごく。
これまた大徳さんの職人技が納豆の美味しさを引き出してくれています。
加藤さんの大豆と加藤さんのお米の再会の絵。
今回村田さんはやや固めで仕上げたようで、そこを心配していました。
確かにしっかりした食感ですが、僕はこれぐらいが好き。
加藤さんも「私は柔らかい納豆は嫌いなので、これぐらい固い方がいいですね」と言っていました。
ただ「好みとしては中粒が好きです」と言っていたので、ここは完全に好みですね。
僕もご飯に乗せて食べるには、米粒との一体感に欠け、やや大きいかなと個人的には感じました。
で、この納豆、実際にフレスコで販売できるか。
今回、フレスコスタッフ、加藤さん、お客様では秋田まで単独で訪れている小野さんやよっしーさんにも試食してもらっています。
各々の感想を踏まえ、固さはどうなのか、包材はパックと経木のどちらがいいのか、タレはありかなしか、価格はいかほどか、等々検討してみたいと思います。
加藤さんは慣れているパック容器、醤油派なのでタレなし、固さは好み、だそうです。
それと、加藤さんの大豆が不足しているので定番では無理そうですが、少なくとも食べてみたい方にはご提供できるように調整したいと思っています。