先月。
「宇野さん。次回のお話会の日、何が食べたいですか？」
「カレー」
「カレー？カレーの辛いの嫌いですよね。前にカレー食べに行った時、辛さ１のただの煮物みたいの食べてたじゃないですか」
「あれはインドとかの辛いやつ。日本のカレーは辛くても好きなんだって」
「へー、知らなかった」
「肉は豚肉で、脂たっぷりのやつで」
「意外と若いんですね。分かりました。作りますよ」
お話会100回目なので、美味しいの作っちゃおうかな。
一戸さんの玉ねぎを大量に炒めます。
こんな感じでいいかな。
スーパーで買ってきたほぼ脂身のバラ豚肉を、カレーの壺(スパイシー)とたっぷりの生姜をまぶして炒めます。
水を加え煮ます。
斉藤さんの紅人参、斉藤さんの菊芋、成田さんのサンフジ、お客様にもらったハバネロ位辛い海外の唐辛子等を入れました。
この時点で、甘辛くてものすごく旨味のある美味しいスープになっています。
ここでの味が出来上がりを大きく左右します。
このまま一晩。
翌日、表面に冷えて固まった余分な脂分を丁寧に取り除きます。
豚バラたっぷりでも、これでしつこくない味わいになるはず。
ルー、今回は奄美カレーを使用。
添付のガラムマサラも入れます。
パパヤさんのソースを入れることでフルーティーさがグンとアップ。
理由は割愛しますが、ここは他のソースではダメでパパヤさんのに限ります。
コトコト煮込んで出来上がり。
別に炒めておいた沖縄の島いんげんと島茄子をトッピング。
彩りいいですねえ。
が、色だけでなく、味完璧！
我ながらいい出来です。
ルーが美味い！
甘いんだけど辛い！
辛いんだけど旨い！
それに野菜が美味しいですねえ。
スパイシーなカレーの中にあるにも関わらず、すごい存在感があります。
特にいんげんと茄子、美味っ！
「美味いよ！これ。豚肉もトロトロじゃん」
「昨日から煮込みましたから。野菜もちゃんと食べてくださいよ」
「分かってるよ」
宇野さんのお話会「買い物上手になろう会」本日めでたく100回目！
月1回ですから、もう何年になるんでしょうか。
まさかこの日が来るとは思ってもいませんでした。
本当にありがとうございました。
フレスコからは「丸山さんの明るいりんごジュース」をプレゼント。
お客様からは花束贈呈も。
「嬉しいなあ。この歳になるまで花なんてもらったことないからなあ」
宇野さん、良かったですね。
これからもよろしくお願いします。
来月は宇野さんのお話会初の出張が決まりました。
僕はマネージャーとして同行します。
その話はまたいずれ。
