昨夜、寝たのが1時過ぎだったかな?
日頃から朝早い農家さんと、同じく朝早い小野さんの話し声で目を覚ましたのが5時位?
ちょっと寝不足。
「じゃあまたね」とキャンプ場でみんなと別れ、再び山道を走る。
通行量がほぼない細い林道、タイトなコーナーが続く。
新緑がきれい。
標高をグングン上げていき、あるコーナーを立ち上がった後。
少し先に何か動く黒い物体。
ん?猿?
いや、熊だ!
急ブレーキ!
道の真ん中でこっちを見てる。
写真?
いや、撮ってる場合じゃねーだろ。
(↑イメージです)
距離にして十数メートルか。
まずいぞ。
道幅が狭く、すぐにはUターンできない。
もしこっちに走ってきたら…。
やばい…、どうしよう。
バイクを降りて逃げるか、もしくはこのまま突っ込むか。
ホーンを鳴らせば逃げるか、いや、威嚇と思われ向かってくるかも。
一体どうすれば…。
見つめ合うまま数分。
数歩こっちに歩み寄ったが、熊はゆっくり草むらへ姿を消した。
ホッ…。
すごく緊張しました。
朝は軽くパンだけだったのでお腹が空く。
町に降り、中華ラーメンののぼりにつられ、裏通りの古めかしい食堂へ。
店内は地元の人で賑わっていて、当たりの予感。
メニューを見ると「お勧めカツカレー」とある。
おっ、いいじゃん。
レギュラーと大盛りがあったが、ここは普通にレギュラーを注文。
が、しかし…。
えっ…。
「あの、普通の方を頼んだんですけど、これ…」
「これが普通の方です」
まじかよ。
これさあ、絶対に2倍はあるだろ。
でも、きちゃったものは仕方ない、食う!
離れた場所で食べていた少しふくよかな若い女性は「多い〜♪もう無理〜♪」と言いながら、同じカツカレーを完食していました。
店主が「よくがんばったねえ」と。
僕も思わず「食べたの?これ」と聞くと「はい。あっ、同じのですね。がんばってください♪」と。
がんばりました。
がんばったけど、無理でした。
「無理しないでね」とおばちゃん。
「この店のメニューってみんな多いんですか?」と店主に聞く。
「カツカレーだけ、ちょっと遊んじゃってるんです。また挑戦しにきてください」
当分カツカレーはいいかな…。
昨日のキャンプ場は近くの温泉がセットになっていましたが、食う飲むで時間が過ぎ、誰も温泉に入りませんでした。
ちょっともったいないことをしました。
でもどこかで温泉入りたいかな。
あまりの満腹に少し休憩してから近くの温泉へ。
気持ちいい〜♪
しばらく浸かって休憩室で仮眠してから出ようかな。
が、しかし…。
ご近所のおば様たちの井戸端会議中。
「あそこの奥さん、がんになっちゃって」
「まあ〜そうなの」
「それがね」
「まあ、それはそれは」
即退散。
さてと、せっかくここまで来たんだから、寄っていきますか。
柴本さん、ご無沙汰してます。
お墓参り。
相変わらず柴本家のところだけ周りと違う雰囲気、柴本さんらしくて僕は好き。
「柴本さん、弟子たちも仲間もうちのスタッフもみんな元気でがんばってますよ」
きっと嬉しそうに言うんだろうな。
「それは何より。健康が一番ですよ。いつも言ってるけど、健康は心が7で食べ物が3です」って。
柴本さん、感謝です。
(少し懐かしい写真から)
さて、帰ります。
でも、寝不足、満腹、温泉、ぽかぽか陽気、単調な高速道路。
間違いなく眠くなる。
と言うわけで、墓地の脇にあったベンチでゴロリお昼寝。
誰か墓参りに来て、墓場で誰か死んでると思われても困ると思ったけど、大丈夫でした。
30分位寝て、さらにコンビニで栄養ドリンクをゴクゴク。
普段飲まないから効くんです、これが。
ギンギラギンに冴え渡り、順調に走行。
無事帰宅。
ものすごく有意義な長野ツーリングでした。
みんなに会えてよかった。
いい時間を過ごせました。
ではでは、長野ファーマーズファミリーの皆さん、またお会いしましょう。
それから、彼らが作る素晴らしい農産物や商品、どうぞよろしくお願いします。
僕が自信を持ってお勧めします。