2022年05月27日

長野で会いましょう(その他編)

昨夜、寝たのが1時過ぎだったかな?
日頃から朝早い農家さんと、同じく朝早い小野さんの話し声で目を覚ましたのが5時位?
ちょっと寝不足。
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「じゃあまたね」とキャンプ場でみんなと別れ、再び山道を走る。
通行量がほぼない細い林道、タイトなコーナーが続く。
新緑がきれい。
標高をグングン上げていき、あるコーナーを立ち上がった後。
少し先に何か動く黒い物体。
ん?猿?
いや、熊だ!
急ブレーキ!
道の真ん中でこっちを見てる。
写真?
いや、撮ってる場合じゃねーだろ。
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(↑イメージです)
距離にして十数メートルか。
まずいぞ。
道幅が狭く、すぐにはUターンできない。
もしこっちに走ってきたら…。
やばい…、どうしよう。
バイクを降りて逃げるか、もしくはこのまま突っ込むか。
ホーンを鳴らせば逃げるか、いや、威嚇と思われ向かってくるかも。
一体どうすれば…。
見つめ合うまま数分。
数歩こっちに歩み寄ったが、熊はゆっくり草むらへ姿を消した。
ホッ…。
すごく緊張しました。

朝は軽くパンだけだったのでお腹が空く。
町に降り、中華ラーメンののぼりにつられ、裏通りの古めかしい食堂へ。
店内は地元の人で賑わっていて、当たりの予感。
メニューを見ると「お勧めカツカレー」とある。
おっ、いいじゃん。
レギュラーと大盛りがあったが、ここは普通にレギュラーを注文。
が、しかし…。
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えっ…。
「あの、普通の方を頼んだんですけど、これ…」
「これが普通の方です」
まじかよ。
これさあ、絶対に2倍はあるだろ。
でも、きちゃったものは仕方ない、食う!
離れた場所で食べていた少しふくよかな若い女性は「多い〜♪もう無理〜♪」と言いながら、同じカツカレーを完食していました。
店主が「よくがんばったねえ」と。
僕も思わず「食べたの?これ」と聞くと「はい。あっ、同じのですね。がんばってください♪」と。
がんばりました。
がんばったけど、無理でした。
「無理しないでね」とおばちゃん。
「この店のメニューってみんな多いんですか?」と店主に聞く。
「カツカレーだけ、ちょっと遊んじゃってるんです。また挑戦しにきてください」
当分カツカレーはいいかな…。

昨日のキャンプ場は近くの温泉がセットになっていましたが、食う飲むで時間が過ぎ、誰も温泉に入りませんでした。
ちょっともったいないことをしました。
でもどこかで温泉入りたいかな。
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あまりの満腹に少し休憩してから近くの温泉へ。
気持ちいい〜♪
しばらく浸かって休憩室で仮眠してから出ようかな。
が、しかし…。
ご近所のおば様たちの井戸端会議中。
「あそこの奥さん、がんになっちゃって」
「まあ〜そうなの」
「それがね」
「まあ、それはそれは」
即退散。

さてと、せっかくここまで来たんだから、寄っていきますか。
柴本さん、ご無沙汰してます。
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お墓参り。
相変わらず柴本家のところだけ周りと違う雰囲気、柴本さんらしくて僕は好き。
「柴本さん、弟子たちも仲間もうちのスタッフもみんな元気でがんばってますよ」
きっと嬉しそうに言うんだろうな。
「それは何より。健康が一番ですよ。いつも言ってるけど、健康は心が7で食べ物が3です」って。


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柴本さん、感謝です。
(少し懐かしい写真から)

さて、帰ります。
でも、寝不足、満腹、温泉、ぽかぽか陽気、単調な高速道路。
間違いなく眠くなる。
と言うわけで、墓地の脇にあったベンチでゴロリお昼寝。
誰か墓参りに来て、墓場で誰か死んでると思われても困ると思ったけど、大丈夫でした。
30分位寝て、さらにコンビニで栄養ドリンクをゴクゴク。
普段飲まないから効くんです、これが。
ギンギラギンに冴え渡り、順調に走行。
無事帰宅。

ものすごく有意義な長野ツーリングでした。
みんなに会えてよかった。
いい時間を過ごせました。
ではでは、長野ファーマーズファミリーの皆さん、またお会いしましょう。

それから、彼らが作る素晴らしい農産物や商品、どうぞよろしくお願いします。
僕が自信を持ってお勧めします。

posted by フレスコ at 20:17| オーナーの話

長野で会いましょう(キャンプ編)

買い出しを終えた僕と小野さんはキャンプ場で準備。
そして、すぐに来てくれたのは地元の勝山君。
夏場のきゅうりは柴本さん直伝で美味い。
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僕らがバイクで行くと聞いて、わざわざバイクを引っ張り出して来てくれました。
もう何年も動かしていなかったモンキー。
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いいですねえ、バイク仲間。
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テント。
左から小野さん、僕、勝山君。
「勝山君さあ、ずいぶん簡易的なテントじゃない?壁ないの?ほぼ外じゃん」
「夜露がしのげればいいです」
やるねえ、勝山君。
さて、とりあえずビールで乾杯。
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「小野さん、何か食いましょうよ」
「ではウインナーから」
僕が店から持ってきた倉敷さんのあらびきウインナー。
これが最高!
小野さんもよく買ってくれていますが「家でフライパンで焼くのと別物ですよ。これは美味い!」と絶賛。
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勝山君の畑に生えていたフキで作ってきてくれたおつまみ。
ツナと合わせて、これがなかなか美味しい。
「奥さんが作ったの?」
「いえ、僕が作りました」
「美味いねえ。これ」
すでに数本ずつビールを消費する僕ら。
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しばらくしてジムニーで到着は。
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「どうも。遅くなりました」
「スーツでキャンプやるのかよ」
「ちゃんと着替えますって」
仕事から直で駆けつけてくれた狩野森(しん)君。
黒姫和漢薬の営業、社長の息子です。
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小野さんのカブを見つけまたがる森君。
「いいな〜!乗りて〜!」
「早くバイクの免許取れよ」
「はい」
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「酒、買ってきました」
続いての到着は大内君。
夏の枝豆が大いに待ち遠しい。

フレスコオープンの13年前。
長野で初めての生産者が柴本さんでした。
勝山君と大内君は柴本さんの元で修行した弟子たちです。
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北信五岳の夕暮れ。
素敵です。
さて、どんどん飲んで食いますか。
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飲み、語る若者たち。
料理に勤しむ小野さん。
小野さんがいると、ホント助かるんですよね〜。
「小野さん、次これ焼いて、その次そっちいきましょう」
「了解です」
僕はほぼ指示役に徹します。
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スモーキー小野さん健在。
ナッツの燻製。
完璧な香り!
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鶏も焼きます。
炭火で焼くと違いますね。
ビールが進む!
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ハタハタ&ししゃも。
魚も美味し!
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遅くなっての到着はきのこ屋エムプランの営業吉田さん。
吉田さんともなんだかんだで長い付き合いになりましたね。
ものすごく助かっています。
ちなみに、吉田さんを紹介してくれたのは柴本さんです。
そして、りんごの丸山さんを紹介してくれたのは吉田さん。
嬉しいつながりです。
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「まあどうぞ」
「ありがとうございます」
小野さんは今度大内君の近くに住むかも?なんて話もあったりして。
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「どんどん飲みましょう」
「どうもどうも」
黒姫和漢薬の代表的商品えんめい茶の原料、延命草を育てているのは大内君です。
これも後で知ったつながり。
黒姫の社長と柴本さんは面識があり、そしてフレスコのご意見番宇野さんは先代の社長(現社長の父)と面識があるそうです。
つながりですねえ。
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左、吉田さんが持ってきてくれたきのこ4種のバター炒めを作るのは小野さん。
右、大内君が自ら作るのは、自身で育てているビーツで煮込むビーツカレー。
手際を見て、大内くんも料理やるなって感じ。
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ビーツカレーは勝山君が育てたお米で炊いたご飯と一緒に。
素晴らしいコンビネーション。
そして味よし!
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バターと醤油できのこも美味しい!
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そして小野さんの得意料理アヒージョ出ました!
吉田さんが持ってきてくれたアスパラガス、魚介とにんにくもたっぷり。
もう最高ですね。
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残ったオリーブオイルをパンに染み込ませ炭火焼き。
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店から持ってきた香取さんの越冬じゃが芋を丸焼きにしてバターでいただきます。
みんな「もう食えません」と言いながら「美味い!」と手が伸びます。
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残った芋はにんにくの効いたオリーブオイルで更に美味しく。
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「いいっすね」
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「どれも美味かったです」
食いました。
飲みました。
大満足です。
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僕らのファーマーズファミリー、長野の仲間たち。
こうしてみんなで集まって、みんなに会えて、酒飲んで語って。
ホント楽しかったし、嬉しかったです。
最高の夜でした。

続く


posted by フレスコ at 13:01| オーナーの話