霧の朝。
パンとコーヒー、のんびり朝食。
「今日はとりあえず温泉でも入りますか」
「私、牧場に行きたいです」
「じゃあ、その後、誰かのところ寄りますか」
「そうしましょう」
「そうだなあ…、そうだ」
思い立ったら即電話。
「もしもし大内くん?今日いる?」
「いますよ。こっち来てるんですか?」
「うん、じゃあ後で寄るよ」
「ちょうどよかった。鮭食べます?北海道から送ってきたんですよ」
「うん、食べる」
とりあえず牧場。
昨日、丸山さんが「牧場行ったら、手に牛が乗ってる写真撮ってよ」と言うので。
うん、まあまあかな。
そうねえ、イマイチかな。
大内くんちの近くの公園に到着。
「小野さん、大丈夫ですか?」と出迎えた大内くん。
「いや〜、ドキドキですよ」と焦る小野さん。
あと少しの距離ですが、そこまでの道が急坂の未舗装路。
「私、ここにバイク置いていきます」
結果、正解かも。
轍やぬかるみもあり、僕もちょっとヒヤヒヤでした。
「とりあえずとうもろこし食べていてください」
「うん、ありがとう」
「うちのですけど、あまり美味しくないでしょ」
「そうだね」
「昔の品種です」
「やっぱり、そうかなって思った」
甘さはなくて、もちもちした食感です。
「ビール飲みます?」
「飲みたいけど、やめておこう」
「じゃあ人参ジュースで。うちの人参です」
「うん、なかなかいいね。酸味が結構あるけど」
「酸味でクエン酸使っちゃってるんですよ」
「レモン果汁だったらうちでも売りたかったけどなあ」
「そうなんですよ。加工してくれてるところがやってくれなくて」
その後、人参の生搾りジュースを作ってくれました。
甘くて美味しい。
やっぱりこっちの方がナチュラルな感じ。
お父さん登場。
焚き火の網に栗をおもむろに乗せていきます。
「今年は栗が豊作でしたよ」
「私がやりましょう」
小野さん、栗係。
焼き栗、小ぶりで甘い訳ではないですが、すごく自然な味がして美味しかったです。
「鮭、こんな感じでいいですかね」
「うーん、どうだろう…」
結局僕が鮭係。
網で鮭焼くって結構難しい。
とうもろこしは醤油付けて焼きましょう。
まあ、いいでしょう。
こちら、今年の夏から大内くんの農場で働き始めたスタッフさん。
なんでも有機野菜に興味を持って、ここに来たそう。
「大内くん、いいでしょ」
「はい、勉強になります」
「師匠が良かったからね。大内くんなら間違いないよ」
彼女が作った鮭鍋。
具材の野菜は大内くんので、味噌は彼女の手作りだそうです。
では、いただきます!
うん、どれも美味しい♪
皆で食事、その後皆で農業のことを語り合ったり。
美味しい食事、楽しい時間をありがとうございました。
なお、大内くんの大根は来週入荷予定です。
皆さん、いつもながら急な訪問にも時間を作ってもらって感謝です。
また行きますね。
栗情報
終了かな?と思ったエムプランさんの小布施栗、1日(土)に少しだけ入荷します。