2015年11月28日

柚子の収穫

昨年はわずか数個しかならなかったという斉藤さんの柚子。
「今年はどうですか?」
「なってるけど、採らないとな」
「じゃあ採ります!」
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と、言ったはいいけど、この木がけっこう背が高くて、はしごに登らなくては届かない。
登るのはいいんですが、トゲが…。
柚子の木って、長くて尖ったトゲが生えていて、これがまた刺さるとめちゃくちゃ痛いんです。
斉藤さんの柚子の木は、剪定とかしていないし、腕とか足とか胸とかお腹とかあちこち刺さりまくって、それはもう大変。
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いい訳するワケじゃないですけど、これじゃあただのおっちゃんか、ヘタすると柚子泥棒です。
「柚子はいくらでもなってるけど、採るのがねえ」とよく聞きますが、まさにその通りです。
昨年は、石井さんの柚子を収穫させてもらいましたが、石井さんちの柚子はまだ背が低かったので、収穫しやすかったです。
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カゴいっぱい。
がんばりました。
「けっこう採れたな」と斉藤さん。
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完全無農薬なので、見た目は悪いです。
斉藤さんは「農薬を使えば、きれいな柚子ができるんだけどな」と。
一般的に売られているきれいな柚子は、おおよそ20回ぐらい農薬散布するそうです。
この黒ずみは、小さい頃に虫に噛まれたり、病気だったりした跡で、それを自ら治したかさぶたのようなものなんですね。
だから「よくがんばったね」と声をかけてあげなくてはいけない訳です。
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みかんもレモンもりんごも柚子もみんなそう。
消費者がこれを嫌がるから、生産者は一生懸命農薬使うんです。
「きれいな柑橘を作ろうとする熱心な農家ほど農薬を使う。そしてそのせいで病気になり辞めていくのが現状です」とみかんの佐藤さんは言います。
「やけに汚いわね。腐ってんじゃないの?食べられるの?こんなの大丈夫なの?気持ち悪いわね」などと言われることがありますが、逆ですよ。
僕は、こんながんばった健康な柚子の方が好きですね。

そうそう、この柚子の木。
夏に収穫したあのりんごの木の近くに生えています。
見た目はものすごく汚かったけど、めちゃくちゃ美味しかったあのりんごですね。
数個しか採れなかったけど。
土がいいと、実りも素晴らしいものになるんですね。

posted by フレスコ at 01:01| おすすめ商品・新商品