2018年11月01日

りんごの生産者の名前は…

フレスコの農産物は全て生産者から直接送られてくるものです。
その生産者の一人一人に、尊敬の念は払い、愛情を感じ、親しみを持ち、だから自信を持って「○○さんの」と表記しています。
だからフレスコにとって、生産者名はすごく大事なんです。

りんごもそう。

フレスコがオープンした年からお世話になったりんごの西舘さんが不慮の事故で亡くなり、後を継いでくれた類家さん。
今年はその生産者名をどうするか悩みました。
今は100%類家さんが栽培されているりんご。
だから「類家さんのりんご」として紹介するのが筋であり、正しいと思います。
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しかし、今の土壌を作り、今の木々を育ててきたのは紛れもなく西舘さん。
長年の苦労と努力の結果、多くのお客様を魅了したあの最高に美味いりんごを作ってくれました。
そんな意味では、西舘さんの名前を残すのも間違ってはいない気がしました。
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西舘さん亡き後、畑の木を見に来た職人さんが「これはすごい!この木を育てた人はすごい人ですよ」と驚いた様子だっとか。
そのりんご畑を訪れた時の風景を思い浮かぶながら、誰にでも出来る仕事じゃないんだよな、と悩みました。
もしかしたら、西舘さんの名前がフレスコからなくなることに抵抗があっただけなのかもしれませんが…。

スタッフの絹子とうっちーとも何度も話し合いました。
どちらがいいのか、はっきりとした結論は出ず、結局食べてから決めることになりました。
良くも悪くも、全くの別物となっていれば「類家さんの」でいこう。
その味わいが残っていれば「西舘さんと類家さんの」でいけないか。

前置きが長くなりましたが、今日、類家さんからりんごが届きました。
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紅玉。
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西舘さんの紅玉と同じ、真紅の色合い。
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とき。
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プーンと甘い香りも変わりありません。
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では食べてみましょう。
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紅玉。
美味い!
酸味がしっかりしているけど、酸っぱいだけじゃなくて、ちゃんと甘みと旨味もある。
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とき。
これも美味い!
甘さがしっかりあり、そして独特のいい香り。

食べた瞬間に、西舘さんの味だ!と感じ、迷わずに「西舘さんと類家さんのりんご」でいくと決めました。
類家さんが育ててくれた西舘さんのりんご。
フレスコが自信を持ってお勧めします。




posted by フレスコ at 20:03| オーナーの話