今日の斉藤さん。
「あっ、ブロッコリー採れたんですか?」
「少しだけな。変色したところがあったから、ばらして袋入れておいたから。売れるか?」
「たぶん、あっという間に売れちゃうと思います」
初回、数量限定のブロッコリーです。
「これは、品種なんですか?」
「トウヤ。これ、なかなか美味いんだよ」
「戻ったら食べ比べしてみます」
食べ比べた結果、シンシアより若干甘みがある気がしました。
「にんにく!採れたんですね。これ、今日持っていって大丈夫ですか?」
「こんなんじゃダメだろ。きれいにしてやらないと」
「ですよね…。じゃあ、来週ですね」
ちゃんと見た目も気にしてくれる斉藤さんです。
「ミニトマト!もうですか」
「試しに採ってみたけど、まだ早いな。茄子もピーマンも枝ばかり大きくなって、実がならないんだよな」
これ、一粒頂いて食べてみましたが、やっぱりまだ早いですね。
でも、いかにも斉藤さんのトマトって味わいで、他の方のミニトマトとは別物です。
麦茶用の麦はまだ乾燥中でした。
さてさて。
先月のある日、フレスコでテレビの撮影がありました。
店の紹介ではなく、作業の様子を撮影させてほしいとの依頼でした。
よく分からなかったけど、野菜の袋詰とか、そんな感じかな?と受けました。
撮影は朝から開店までとのこと。
店の準備もあるし、僕一人ではちょっと無理かなと、当日出勤のうっちーに早めに来て手伝ってもらうことにしました。
「作業の撮影だって。手伝ってあげて。まあ後ろ姿とか手とかくらいは映るかもだけど」
「そうなんですか…。手くらいなら、長袖がいいですかね」
そして、当日。
「本日、出演してもらえるスタッフさんですね。よろしくお願いします」
「えっ…。出演って…」
(聞いてないんですけど)と焦りと悲しみの目で訴えるうっちー。
(俺だってスタッフに手伝いさせますとは言ったけど)となだめる僕。
「ではよろしくお願いします!」と撮影開始。
うっちー、がんばりました。
まさかの出演、そして予想外の台本とセリフあり。
「ここで、ガッシャーンって言ってください」
「えっ…、はい。言うんですか、はい…。ガッシャーン」
「明るく元気よくお願いします。もう一度いきます。3、2、1」
「ガッシャーン!」
「では本番いきます!元気よく大きな声で!3、2、1」
「ガッシャーーーン!」
「はいOKです!今の良かったです。では次のシーンいきましょう」
「…」
番組内1コーナーのわずか1分半の放送のために約3時間の撮影。
本当によくがんばったと思います。
全ての撮影を終え、げっそりした表情で「もう、帰りたいんですけど…」とつぶやくうっちーでした。
今日、放送日の連絡がありました。
テレビ東京「シナぷしゅ」
6月7日(月)の7時35分〜8時と17時30分〜17時55分。
6月10日(水)の同時間。
計4回、同じ番組です。
乳児向け番組で、その中のどこかのコーナーみたいです。