絹子、久々の斉藤さんの畑訪問。
目的は赤じその収穫。
「いやー、何これ!ワイルド過ぎ!」
雑草をかき分けかき分け、赤じそ畑へ。
「斉藤さん、おはようございます。久しぶりです」
「おう」
「赤じその収穫にきました」
「おう」
祝梅雨明け。
炎天下の中の作業です。
「赤じそ、いい香り♪やっぱり斉藤さんの赤じそは違うね」
黙々と収穫する父親を不器用に手伝う娘みたいな絵。
それにしてもいい赤じそです。
斉藤さんがカゴに山盛り収穫している間に、絹子は少しだけ収穫できました。
「いいシソだよな」と計って袋詰する斉藤さん。
「手伝います」とシールを貼る絹子。
「やっぱり無農薬だよな。そのまま使うんだからな」
「はい。私、梅干し作ります」
斉藤さんのモロヘイヤも絶品です。
今年は小さいけどにんにく。
そしてミニトマト。
「袋入れるか?」
「いや、店でやるので」
「そうか。じゃあ計ってこいよ」
「はい」
「これ、何キロですか?」
斉藤さんの店がオープンした約20年前のチラシが出てきたようです。
「素敵なチラシですね」
「その頃のお客さんもみんな歳をとって、来なくなっちゃったよな」
「お酒も売ってたんですか?」
「どこにも卸さないって人が、斉藤さんの頼みならいくらでも出してやるって言ってな」その頃は全国の生産者さんを相当回っていたそうです。
「北海道も何度も行ったなあ。交通費もいらないって言ってるのに10万円も出してくれたりな」
時代なのか、斉藤さんの存在感なのか、羨ましい限りです。
そんな待遇していただけるなら、僕は毎週のように出かけたいです。
今日の赤じそはほぼ予約分ですが、また来週収穫できると思います。
ご希望の方は是非ご予約を。