2021年10月30日

斉藤さんの南瓜1個です

「こんなんじゃ売り物にならないだろ」とさつま芋を袋詰めしていた今日の斉藤さん。
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「まともなのが少ししかないよな。分かる人にしか売れないだろ」
「うちのお客さんは分かってくれていると思うので大丈夫です」
「市場に持っていったら、タダでもいらないって言われるぞ」
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土の中にいる虫にかじられ、表面の見た目が悪くはじかれたさつま芋。
「土壌消毒で薬使えばきれいな芋ができるんだけどな」
土物類は葉の消毒だけでなく土の中の消毒も必要です。
薬を使わない土壌消毒は、シートを貼って太陽熱で消毒する方法がありますが、非常に日数がかかります。
薬を使えばあっという間に終わります。
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また、農薬を使う慣行栽培のさつま芋にも全国的に病気が広がっているようです。
「毎日のように記事になってるぞ。これじゃあさつま芋作る人いなくなるだろ」
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早期発見、厳戒態勢、感染経路が分からない、有効な薬がない、等々、何だか人間のウイルスと似てます。
「芋を入れているコンテナを洗浄しろって、大変な作業だよな」
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こちらは、2週間くらい前から外に置いてあって気になっていた斉藤さんの南瓜。
「あの、これ…」
「今年はそれだけだな。取りはぐれてしまって。美味いか分からないけど持ってけ」
今年一個だけの斉藤さんの南瓜ゲット!
さすがに一個では売り物にならないので、我々で近日食べてみます。
多分、ものすごく欲しいお客さんはたくさんいらっしゃると思いますが、すいません。
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斉藤さんの畑。
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チンゲン菜が来週くらいかな?
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かぶはもう少し先です。
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大根も同じくもう少し先。
どれも間違いなく美味しいんですよねえ。
楽しみ。


posted by フレスコ at 19:54| オーナーの話