2021年12月01日

玄米餅を試して?

「加藤さんから玄米餅の試食来てたよ」とスタッフ絹子。
「ん?なんでだ?」
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「何々?試食して感想を?いつものと何が違うのかな?」
「見た感じ同じだね。でも比べるとちょっと色が薄い気もするような…」
「そう言われるとそんな気も…。まあ食ってみるか。とりあえず、我々の味覚を試してるって訳だな」
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「美味しそうだけどね。じゃあ絹子食べてみて」
「お先にいただきま〜す。うーん…、なんか違う。ちょっと薄い?」
「そうだね。ちょっと違う。やっぱり薄い気がするし、風味も弱い感じ?」
「展示会で初めて食べた時のような感動がないよね」
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こちら、絹子と玄米餅とのファーストコンタクト。
「お餅、食べていきませんか?」
「いいんですか?食べます」
あの時がなければ、今はなかったはずです。
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最も美味しい食べ方、加藤さんの味噌を付けても同じ感想でした。

「早めに電話しとくか。もしもし、加藤さん?餅、食べましたよ」
「どうでした?」
「なんか、いつもの方が美味しいかなあ。ちょっと薄い?絹子も同様の感想です」
「やっぱり、分かる人には分かるんですね〜。さすがです。実は知り合いの餅米を使って作ってみたんです」
「そうなんですか。またどうして」
「今年うちの餅米が少なくて。後半、玄米餅が少なくなるかもしれないので、試しに作ってみました。私と絹川さんの出会いが玄米餅でしたから、まず最初に絹川さんに食べてもらいたくて」
「そりゃあ分かりますよ」
「ですね〜。あの展示会の日に、あんなに美味しそうに私の餅を食べてくれたのは絹川さんが一番でした」

来年の後半、もしいつもの玄米餅が欠品しても、多分この玄米餅は扱わないと思います。
決して不味いわけではないですよ、全然。
でもやっぱり、最高に美味しい加藤さんの純粋な玄米餅をお客さんには食べていただきたいし。
まあ、その時になったら考えましょう。

アイスの試食。
「アイスだって年によって味が違うかもしれないでしょ。食べておいた方がいいよ」と絹子。
「確かにその通り。でも食べたいんでしょ。食べてみよう」
「いいの?やったー!」
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今日のチョイスは、和栗アイス。
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「すごい栗感!美味し〜い♪」
「うん、これは美味い。風味もいいし、これぞ栗のアイス。間違いない」
「限定だから食べてほしいね」
「次は焼き芋アイスの試食もしないと」
「楽しみ〜♪」

まあ、こんな感じで日々試食していたりします。
より良い商品をお客様に提供できるように。
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ボツ例、栗ぜんざい。
「何これ、全然美味しくないね」
「小豆がダメだな。味付けか加工か、北海道産なのに生かしてない」
「これなら中国産でも有機で美味しい方がいいかなあ。栗も美味しくないね」
「栗、ダメだろ、全然。それに甘すぎだな〜」
「うっちーにも残しておく?」
「少し食べて「なんですかこれ!あーイライラする!」って言うよ」
「だよね。食べちゃおうか」

フレスコに並ぶ商品は、このように独断と偏見に満ちた試食により、個人的な好みにより選ばれています。
さて、明日も試食です。


posted by フレスコ at 16:31| オーナーの話