買い出しを終えた僕と小野さんはキャンプ場で準備。
そして、すぐに来てくれたのは地元の勝山君。
夏場のきゅうりは柴本さん直伝で美味い。
僕らがバイクで行くと聞いて、わざわざバイクを引っ張り出して来てくれました。
もう何年も動かしていなかったモンキー。
いいですねえ、バイク仲間。
テント。
左から小野さん、僕、勝山君。
「勝山君さあ、ずいぶん簡易的なテントじゃない?壁ないの?ほぼ外じゃん」
「夜露がしのげればいいです」
やるねえ、勝山君。
さて、とりあえずビールで乾杯。
「小野さん、何か食いましょうよ」
「ではウインナーから」
僕が店から持ってきた倉敷さんのあらびきウインナー。
これが最高!
小野さんもよく買ってくれていますが「家でフライパンで焼くのと別物ですよ。これは美味い!」と絶賛。
勝山君の畑に生えていたフキで作ってきてくれたおつまみ。
ツナと合わせて、これがなかなか美味しい。
「奥さんが作ったの?」
「いえ、僕が作りました」
「美味いねえ。これ」
すでに数本ずつビールを消費する僕ら。
しばらくしてジムニーで到着は。
「どうも。遅くなりました」
「スーツでキャンプやるのかよ」
「ちゃんと着替えますって」
仕事から直で駆けつけてくれた狩野森(しん)君。
黒姫和漢薬の営業、社長の息子です。
小野さんのカブを見つけまたがる森君。
「いいな〜!乗りて〜!」
「早くバイクの免許取れよ」
「はい」
「酒、買ってきました」
続いての到着は大内君。
夏の枝豆が大いに待ち遠しい。
フレスコオープンの13年前。
長野で初めての生産者が柴本さんでした。
勝山君と大内君は柴本さんの元で修行した弟子たちです。
北信五岳の夕暮れ。
素敵です。
さて、どんどん飲んで食いますか。
飲み、語る若者たち。
料理に勤しむ小野さん。
小野さんがいると、ホント助かるんですよね〜。
「小野さん、次これ焼いて、その次そっちいきましょう」
「了解です」
僕はほぼ指示役に徹します。
スモーキー小野さん健在。
ナッツの燻製。
完璧な香り!
鶏も焼きます。
炭火で焼くと違いますね。
ビールが進む!
ハタハタ&ししゃも。
魚も美味し!
遅くなっての到着はきのこ屋エムプランの営業吉田さん。
吉田さんともなんだかんだで長い付き合いになりましたね。
ものすごく助かっています。
ちなみに、吉田さんを紹介してくれたのは柴本さんです。
そして、りんごの丸山さんを紹介してくれたのは吉田さん。
嬉しいつながりです。
「まあどうぞ」
「ありがとうございます」
小野さんは今度大内君の近くに住むかも?なんて話もあったりして。
「どんどん飲みましょう」
「どうもどうも」
黒姫和漢薬の代表的商品えんめい茶の原料、延命草を育てているのは大内君です。
これも後で知ったつながり。黒姫の社長と柴本さんは面識があり、そしてフレスコのご意見番宇野さんは先代の社長(現社長の父)と面識があるそうです。
つながりですねえ。
左、吉田さんが持ってきてくれたきのこ4種のバター炒めを作るのは小野さん。
右、大内君が自ら作るのは、自身で育てているビーツで煮込むビーツカレー。
手際を見て、大内くんも料理やるなって感じ。
ビーツカレーは勝山君が育てたお米で炊いたご飯と一緒に。
素晴らしいコンビネーション。
そして味よし!
バターと醤油できのこも美味しい!
そして小野さんの得意料理アヒージョ出ました!
吉田さんが持ってきてくれたアスパラガス、魚介とにんにくもたっぷり。
もう最高ですね。
残ったオリーブオイルをパンに染み込ませ炭火焼き。
店から持ってきた香取さんの越冬じゃが芋を丸焼きにしてバターでいただきます。
みんな「もう食えません」と言いながら「美味い!」と手が伸びます。
残った芋はにんにくの効いたオリーブオイルで更に美味しく。
食いました。
飲みました。
大満足です。
僕らのファーマーズファミリー、長野の仲間たち。
こうしてみんなで集まって、みんなに会えて、酒飲んで語って。
ホント楽しかったし、嬉しかったです。
最高の夜でした。
続く